5つの観点から見る安全・安心なカット野菜の選び方
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袋詰めされ、同じグラム数が入っているカット野菜。
生鮮食品コーナーで、丸ごと生のままの野菜を買うのとは、また勝手が異なってきます。
カット野菜に付着した細菌やウイルスが原因で度々食中毒が発生していることを考えても、できるだけ安全なカット野菜を選びたいものです。
安全なカット野菜の選び方
カット野菜の品質は生産、配送、加工、保管、小売など、取り扱い管理の良し悪しで変わってきます。
安全で安心して食べられるカット野菜の選び方を5つの点から紹介します。
ショーケースの温度計を確かめる
カット野菜の切り口に付いた細菌は、10度以下で増殖がゆっくりとなり、-15度以下で増殖を停止します。
カット野菜が並べられている冷蔵ケースが10度以下、冷凍ケースは-18度以下になっているか確認しましょう。
スーパー、コンビニ問わずショーケースのどこかには、温度計が必ず付いています。
またスーパーによっては、時間ごとの温度を記載した紙をショーケースに貼ってある場合もあるので、時間による温度変化も見ておくと安心です。
選ぶなら一番良く冷えているもの
ショーケースの温度が10度以下または-15度以下であっても、カット野菜の温度(品温)が同じだとは限りません。
商品の置き場所によっては、温度差が起こることも多いです。
カット野菜を買う時は、なるべく一番良く冷えていそうなものを選びましょう。
冷凍のカット野菜だと、ガッチリと凍ってあるものが良いです。
包装がきちんとされている
カット野菜の袋が開いていたり、空気穴ではない穴が開いていたりするカット野菜は危険です。
外気にふれることで、乾燥や傷みの原因となり、品質低下に繋がります。
何らかの異物が混入している可能性も考えられるので、カット野菜を買う時は袋の状態も確認してから買うようにしましょう。
加工日が新しいもの
カット野菜には加工日と消費期限が書かれています。
加工日から何日も経ったものは、細菌が増えやすいだけではなく、ビタミンCなどの栄養も落ちてしまいます。
買った当日に食べないなら、なるべく加工日が新しいものを選ぶと安全です。
カット野菜の消費期限は約3~4日程度なので、買ったら早めに食べると良いです。
パッケージの表示を確認する
カット野菜のパッケージには、商品名、原料名、生産地、加工工場と住所、内容量、消費期限または賞味期限などの品質表示が記載されています。
気になる消費期限だけではなく、必要事項がきちんと書かれているかどうかも確認します。
カット野菜の場合、生産地が明記してあるもの、されていないものが混在しています。
国産野菜を使ったカット野菜を手に入れたい時は、きちんと生産地名が記載されているかとうか見ておきましょう。
カット野菜の加工、殺菌方法が気になる時は、袋に記載されているメーカーをネットで調べると加工手順が載っている場合もあります。
持ち帰る時も注意する
選んだ後も、カット野菜の品質保全の為にすべきことがあります。
- 冷えた状態を保つ為、カット野菜は買い物の最後に買う。
- スーパーならドライアイスや氷を入れて持ち帰る。
- 常温のまま持ち歩かない。
- 買い物から帰ったら、すぐに冷蔵庫にカット野菜を入れる。
このような対策を取ることで、カット野菜を安全安心な状態で食べられます。