カット野菜を美味しく冷凍保存する4つのコツ
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最近は冷蔵品以外にも、冷凍のカット野菜もよく見かけるようになりました。
野菜は値段の変動が大きい食品です。
安売りしている時に買い込んで、カットして冷凍保存しておくと、いつでも利用できて便利です。
しかしながら、家庭で冷凍保存をする場合、野菜の栄養価が損なわれてしまったり、味や食感が落ちたりしがちです。
カット野菜を冷凍保存するコツ
カット野菜を美味しく、栄養価も高く冷凍保存するコツをまとめました。
冷凍する野菜はきちんと洗う
冷凍することで、細菌の繁殖は止まりますが、死滅する訳ではありません。
食中毒を減らすという意味でも、野菜はきちんと洗ってから冷凍保存をするようにしましょう。
市販のカット野菜も、切り口から細菌やウイルスが増えている場合があるので、袋から取り出して洗っておきます。
一回に使う分ずつ小分けする
小分けすることで、使いやすくなるだけではなく、使わない分のカット野菜が解凍されてしまうのを防げます。
解凍したものを、もう一度冷凍してしまうと、味が落ちたり最近が繁殖しやすくなったりするので、再冷凍はできるだけ避けたいものです。
小分けした野菜は、ラップに包むか、冷凍保存可能なフリーザーバッグ(食品保存袋)に入れます。中の空気を抜くことで、酸素による酸化を防ぎ、霜付きを起こりにくくさせます。
ストローや真空パックにする専用の器具を使って空気を抜きます。
また「ジッパー付きの袋にカット野菜を入れて、冷水を入れたボウルの中に袋をゆっくりと浸す。カット野菜の全部が水に入ったら、ジッパーを閉じる」という方法でも簡単に真空パック状態にできます。
冷凍時間は短くする
冷凍する時間が短いほど、カット野菜の栄養が損なわれにくくなります。
できるだけ早く野菜が凍るように工夫してみましょう。
- カット野菜は平らに置いて厚みや重なりを減らす。
- カットした野菜はアルミなどの金属トレイに乗せる。
- 冷凍庫の設定温度を「強」にする。
- 冷凍中はできるだけ冷凍庫を開けない。
基本的は加熱後に冷凍
生のままの野菜は冷凍保存に向かない場合が多いです。
基本的には、ゆでたり、すりおろしたり、加熱や加工をすることで冷凍保存が可能です。
例えばほうれん草や小松菜、チンゲンサイなどの葉物野菜は、ゆでて水気をきちんと切ってから冷凍します。いつもより少々かためにゆでた方が、後々の調理の時に柔らかくなり過ぎるのを防げます。
ネギやしょうが、しそなどの薬味関係は、そのままカットして冷凍保存ができます。
冷蔵庫によって「生のまま冷凍しても大丈夫」な野菜類は異なるので、あくまでも一般的な例として考えて下さい。
ゆでるとどうしても水溶性ビタミン(ビタミンCなど)が溶け出てしまうので、生のままでOKな野菜はそのまま冷凍した方が栄養価も保たれます。
冷凍保存期間の目安は1~2ヶ月程度
冷凍したカット野菜は、生の状態に比べてかなり長持ちします。
しかしながら、味や栄養のことを考えると、冷凍してから1~2ヶ月程度で食べ切るのがベストです。
冷凍した日時を袋に書いておくと、いつ頃に冷凍したものか分かりやすくて便利です。
また冷凍したカット野菜は、煮る焼く炒めるなど加熱して食べましょう。