冷凍カット野菜を失敗なく解凍・調理する為の4つのポイント
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賞味期限がない冷凍のカット野菜。
冷凍庫に常備しておけば、いつでも好きな時に野菜が食べられますが、冷凍や調理が上手くいかないと、カット野菜の美味しさや栄養を損なう原因にもなります。
カット野菜を誰でも失敗なく解凍・調理する為のポイントを紹介します。
気を付けたいカット野菜の解凍・調理方法
- 料理に適した解凍をする
- 電子レンジでの加熱は要注意
- カット野菜は加熱しすぎない
- 解凍したカット野菜は使い切る
料理に適した解凍をする
カット野菜の解凍方法は主に4種類に分けられます。
- 凍ったまま加熱調理
- 袋に入れたまま流水にさらす
- レンジで加熱する
- 常温で置いておく
基本的に冷凍したカット野菜は、「熱湯の入った鍋に入れる」「フライパンで炒める」「蒸し器で蒸す」「油で揚げる」など加熱調理をしながら解凍していきます。
冷凍前にゆでてあるスナップエンドウやブロッコリーなど、そのまま食べたい野菜の場合は流水で解凍します。
- 炒め物など加熱調理が必要な料理は、凍ったまま加熱する。
- そのまま食べたい野菜は、流水や電子レンジ、常温で解凍する。
というのが一般的です。
市販の冷凍カット野菜ならば、パッケージの裏面に詳しい調理方法が書いてあると思うので、それを参考にするのが良いです。
電子レンジでの加熱は要注意
電子レンジで解凍をする時は「加熱しすぎないこと」が大切です。
野菜の水分が出やすくなり、味や栄養価が落ちてしまいます。
加熱時間を短めに設定しつつ、野菜の状態を見ながら加熱していきます。
調理に使う時は、半解凍程度で充分です。
大きさがバラバラのカット野菜だと、解凍時間に差が生じます。
解凍し終わった野菜から、順々に取り出して、加熱をしていくとムラがありません。
また電子レンジの電波は「氷よりも水に吸収される」という特徴があるので、常温で半解凍されたものや、カット野菜の表面に氷や霜が付いていると、均一に解凍されないこともあります。
冷凍カット野菜の解凍を電子レンジで行なう時は、氷や霜を取り除き、なるべく厚みを一緒くらいにしてやると上手くいきます。
カット野菜は加熱しすぎない
冷凍のカット野菜を使う時は、加熱しすぎず短時間で料理することが大切です。
市販の冷凍カット野菜は70~80%ほど加熱してあります。これを「ブランチング」と言います。
加熱時間が長いと、野菜がグズグズになってしまったり、かたくなったりします。
その為、解凍や料理をする時は、加熱しすぎず手早く済ませます。
凍ったままのカット野菜を使う時は「火が中まで通ったかな」くらいで、止めておくと良いです。
解凍したカット野菜は使い切る
一度解凍したカット野菜を再冷凍すると、味や栄養価が格段に下がります。
食中毒の原因となる細菌やウイルスが解凍によって増殖を始めてしまうので、再冷凍はせずに、できるだけ早く加熱調理をして食べるのが一番です。
まとめ
冷凍のカット野菜を失敗なく、美味しく食べるためには、それぞれのカット野菜の種類に応じた解凍・調理方法を知っておくことが大事です。
市販の冷凍カット野菜のパッケージには、その野菜に適した冷凍・調理方法が載っているので、それらを参考に作ると、失敗なく使えると思います。