食べる前にちょっと待って!カットフルーツって洗うべき?
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皮がむかれてカットされた状態で売られている「カットフルーツ」。
コンビニやスーパーで1パック200~300円という手軽な値段で買えると人気が高まっています。
カット野菜は洗う?洗わない?では「野菜の切り口から食中毒の原因となる細菌やウイルスが付いている可能性があるので、洗った方が安心」と書きましたが、カットフルーツの場合、洗った方が良いのでしょうか。
基本は「洗わない」
そもそもカットフルーツは「フタを開けて、付属のピックでカットされた果物を食べる」というコンセプトの商品です。
カット野菜と異なり、カットフルーツを洗うと水っぽくなり、果物本来の美味しさが味わえません。果物は水に浸けると傷みやすくなります。
「洗わないでそのまま食べる」のが一般的です。
洗うなど対策を取った方が良い場合
- ブドウ
- 梅雨や夏場に室内放置していた
ブドウ
カットフルーツの中には、ブドウのように房をカットして1回で食べやすい量にして売られている果物もあります。
ブドウの場合は「水洗いしてからお召し上がりください」とパッケージに注意書きがされています。
他のカットフルーツのように皮がむかれておらず、皮ごと食べるブドウは水洗いした方が安全です。
水に浸けると傷みが早くなるので、洗う際は食べる直前がベストです。
梅雨や夏場に室内放置していた
カットフルーツは、丸ごとの状態よりも傷みやすいです。
冷蔵庫や冷蔵ケースにて低温保存されている場合は、雑菌の繁殖も起こりにくいです。
ただし梅雨や夏場など菌が発生・増殖しやすい時期に、室内や野外に長期間置きっぱなしにしていると非常に危険。
海外旅行で暑かったり、衛生状態が悪かったりする地域に行く場合「信頼できる飲食店以外でカットフルーツは食べないように」とガイドブックに書かれているのを見ると思います。
保存状態が悪いと食中毒やA型肝炎などの発症率が上がるので、食べる前にはニオイや触り心地を確かめるようにしましょう。
「怪しいな」と思ったら、洗ったり、電子レンジなどで加熱したりしましょう。
もちろん、食べない勇気も時には必要です。