【消費者の疑問】コンビニやスーパーのカットフルーツには食品添加物が入っている?
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最近、コンビニやスーパーで良く見かけるようになったカットフルーツ。
果物の種類が豊富にあり「ちょっと甘いモノが食べたい」「最近、果物を食べていない」という時に、手軽に食べられるとあり、年々人気と需要が高まっています。
商品パッケージを見ると、「パイン(フィリピン産)」など、果物名しか書いてありませんが、カットフルーツには食品添加物が含まれていないのでしょうか?
カットフルーツに添加物は使われているか?
- 工場で製造されるカットフルーツ
- スーパーの自作カットフルーツは無添加
工場で製造されるカットフルーツ
カット野菜工場などで製造されるカットフルーツは、食品の劣化を防ぐ為、食品添加物が使われている傾向にあります。
- 1.流水で水洗いする
- 2.次亜塩素酸ナトリウムに漬ける
- 3.流水で充分なすすぎ洗いをする
使用される食品添加物は、次亜塩素酸ナトリウムなど。
メーカーや工場によって異なりますが、だいたいカット野菜で使われる食品添加物と同様のものです。
パッケージ、出荷前に充分に洗浄されるので、食品添加物は残っておらず、パッケージへの表示義務はありません。
リンゴなどポリフェノールで変色しやすい果物には、ビタミンC溶液(合成保存料、着色料は無添加)を使って酸化防止や鮮度・品質の保持を行なっています。
スーパーの自作カットフルーツは無添加
スーパーで販売されているカットフルーツには、大きく分けて「自店舗で作ったカットフルーツ」と「業者から入荷したカットフルーツ」の2種類があります。
カットフルーツのパック状態やラベルを見ると、どこで作られているのかだいたい分かります。
スーパーで加工されたカットフルーツの場合、食品添加物が使われている心配はありません。
ただし添加物不要の為、消費期限はかなり短く、購入した当日か翌日には食べ切る必要があります。
スーパーで売っているカットフルーツは、包丁で切った果物ををパックして値段を付けて売り場に並べているので、添加物などの心配ありません。
消費期限も当日限りで、生ものと同じ扱いです。
スーパーのカットフルーツは添加物や防腐剤は使用されていませんが、その店で作られていない場合だと、怪しいかもしれません。
最後に
カットフルーツに食品添加物が使われているかどうかは、作られた場所で分かれます。
- スーパーで作られたカットフルーツは無添加。
- 工場のカットフルーツは食品添加物が使用されている。
「一度も食品添加物を使っていないフルーツが食べたい」と言うならば、スーパーで製造販売されたカットフルーツか、丸ごとの果物を買ってきて自分で切る他ありません。
スーパーのカットフルーツは消費期限が当日または翌日と大変短く、パッケージラベルに書かれた事業者名や住所がそのスーパーと一致しているなどで見極められます。
食品添加物は、食品の鮮度や安全性を高める為にどうしても使わざるを得ない代物です。
何でもかんでも「食品添加物は悪」だと思わずに、適材適所で使い分けていくことが大切だと思います。