メリット・デメリット

価格は高い?安い?カット野菜の値段で知っておきたい3つの事柄

※記事内に広告を含む場合があります

当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。

※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

カット野菜の値段

「カット野菜は便利だけど割高」と感じる人は少なくありません。

実際にキャベツ一玉100円と、カット野菜の千切りキャベツ一袋100円ならば、断然安いのは丸ごとキャベツです。

カット野菜の値段

「カット野菜は割高」のイメージがありますが、カット野菜には丸ごとの野菜にはない魅力や特徴があります。

価格は年中一定している

カット野菜のメリットの一つは、価格が安定していること。

雨続きや猛暑などが原因で野菜の不作が続き、値段が高騰していても、カット野菜は「一袋100円」を保ったままです。

それはコンビニやスーパー、メーカーが年間を通じて加工会社や農家と契約を結び、一定価格でカット野菜を調達しているから。

あまりにも不作な場合、通常よりもカット野菜の量や切り方が異なることもありますが、それでも値段は変わりません。

「今は野菜が高いから、カット野菜にお世話になった」と言う人も多いようです。
一玉400円のキャベツを買うよりも、とりあえず急場をしのぐ為に一袋100円の野菜炒めミックスセットを買った方が良い時もあります。

カット野菜の廃棄率は0%

廃棄率とは、料理に使う際に廃棄する部分の比率のことです。

例えばキャベツの廃棄率は15%。
芯や一番外側の部分など食べない所が、生ごみとして廃棄されます。

一方のカット野菜は加工の段階で、すでに食べられない部分は除去されています。
食べられる部分(可食部)が100%入っているので、廃棄率は0%です。

また足の早い野菜だと、冷蔵庫に入れっぱなしにしていてもすぐに傷んでしまいます。
「いつか食べるかも……」と置いておいた野菜が、傷んでしまったら、その部分を取ったり、生ごみとして全部廃棄されます。

そう考えると、カット野菜の値段は割高ですが、使い切りの分量で残すことなく、捨ててしまう部分もないので、イメージ以上に割高ではないかもしれません。

「一食150円」と考えれば安い

多くのカット野菜は一袋100円で売られています。

例えばお昼ごはんを買う為にコンビニへ行き「おにぎりだけだと栄養が偏るな」と思ったら、カット野菜のキャベツの千切りとドレッシングも一緒に買えば、ビタミンや食物繊維が取れます。

キャベツの千切りとドレッシング合わせて150円もしません。
お惣菜や色んな野菜が入ったパックサラダが300~400円くらいするのを考えても、その半額でとりあえず野菜が取れる訳です。

150円ならおにぎり一個分の値段です。
ちょっと高めのおにぎりを一個余分に買ったと考えれば、カット野菜の値段がそう高いとは思わないのではないでしょうか。

気になるカット野菜の値段は一袋いくら?

スーパーやコンビニによって、カット野菜の分量や値段はマチマチです。

例えばローソンのプライベートブランド「ローソンセレクト」のキャベツの千切りは一袋155g98円です。イトーヨーカドーだと、サラダ用キャベツ 約150gが100円で販売されています。

一袋100~150gで100円。200~250gで100~300円が価格相場のようです。

値段は商品に利用されている野菜の種類や量によって異なります。
もやしなど単価が安い野菜中心だと、値段が下がり、複数種類の野菜がセットになっていると、値段が上がります。

「お昼にちょっと野菜が食べたいな」と思った時に、手頃な値段で買えるのがカット野菜のメリットです。

丸ごと買った方が良い野菜、カット野菜で充分な野菜は人によって様々です。
上手に使い分けることで「カット野菜の値段は高い」のイメージは薄まると思います。